こんにちは、れんです。
私は、オーストラリア・シドニーにあるUNSW大学に1年間の交換留学経験があります。
交換留学を自分にとって意味ある留学にできるのかなー?
交換留学は気になるけど、ただ何となく留学して、意味もなく過ごし、何も得ずに帰るのは嫌だなー
今回は1年間の交換留学に行った私の経験から
- 交換留学に意味があったのか?
- どのような経験・成長が得られたのか?
- 交換留学を意味あるものにするためにはどうすれば良いか
についてお伝えします!
交換留学に意味はあったか?
結論から言うと意味はあります!
では、そのように考える理由を説明していきます。
そもそも「意味がある」とは?
「意味がある」の考え方は人それぞれだと思うので
ここでは「意味がある」の定義を
「留学の目的が達成できる」
「留学前に想定していなかった新しい学び・発見がある」
としたいと思います。
留学の目的が達成できたか?
意味あるかは目的によるのですが、私の場合の交換留学の目的はこんな感じでした。
- 外国人と問題なく英語で会話できるようになりたい
- 新しい環境に身を置いて多くの新しい経験・学びを得たい
- 大学生活で何か成し遂げたと自信を持って言える充実した経験を得たい
かなり抽象的な目的でした。
目的が抽象的になった理由は、留学を目指し始めたきっかけが「憧れ」だったからです。ここら辺の詳しいことは記事後半に書きます。
それでも私はこれらを1年間の留学を通して全て実現することができたと胸を張って言えます。留学前には想定していた以上の経験・学びを得られたたのは間違いないです。
交換留学でどのような経験・成長が得られたか?
ここでは私の「交換留学でどのような経験・成長が得られたか?」を書いていきます。
英語力が飛躍的に伸びた
私は交換留学に行くための勉強と交換留学に実際に行くことで飛躍的に英語力を伸ばすことができました。
留学の目的であった外国人と問題なく英語で会話できるようになりたいが達成できたのです。
留学を目指し始めた当初は日本生まれ日本育ち、留学経験なし、大学受験勉強なしの状態でした。(高校卒業程度の英検2級の資格はありました笑)
それでも留学に応募する頃にはTOEFL95点を獲得することができました。
その後、ほぼノー勉でTOEICを900点、英検準1級取れるまでに成長していました。
また、実際に留学に行くことで英会話力が非常に伸びました。
留学当初は、相手の言っていることがわからず何度も聞き返しました(2、3回聞き返しても分からず、分かったフリでやり過ごしたことは数え切れません笑)
英語を話すにしても辿々しい英語で伝えたかったことを諦めたことも数多くあります。
ですが、起きている時間はずっと英語をインプット・アウトプットできる環境に身を置くことで最終的にはほとんど聞き返さずに会話ができて、伝えたいことが伝えられる状態になれました。
遊びながらも常に学べる充実した環境
交換留学中は遊びながらも常に英語や新しい価値観を学べる最高の環境でした。
英語を学べるのはもちろんのこと文化の違いにハッとさせられることも多く、とてもいい経験ができたと思っています。
交換留学生の生活は行く大学によって人それぞれだとは思いますが、私の場合は受けられる授業の数が制限されていたこともあり、他の生徒に比べて授業の時間が少なくフリーな時間が多く遊ぶ時間をかなり取れました。
日本にいればフリーな時間で友達と遊ぶだけで新しいことを学べることは少ないと思いますが、交換留学中は遊んでいても常に学べる充実した環境でした。
例えば、文化の違いの面では、シドニーの公園の芝生でサッカーをしていた時はみんなすごいウェルカムモードで知らない人がどんどん参加できるような雰囲気でした。
そこら辺の遊んでいる人に「Can I join?」と言って断られたことは一度もありません。日本ではそう言うことはあまり起こらないので、文化の違いを大いに感じました。
他にも2022年2月、日本人全員がコロナ対策でマスクをしていた頃、オーストラリアではほとんどの人がマスクをしていませんでした。マスクをしている人がいると思ったらだいたいがアジア系の人でした。
公共バスに乗ったらイヤホンせずにスマホから音楽を垂れ流している人とかも多々見れました。笑
周りの人を気にしすぎる必要はないという気持ちになれた。
新たに実現したい夢を得た
シドニー交換留学の経験から新たに実現したい夢を得られました。
それは近い将来、
ITエンジニアとしてシドニーに現地就職することです。
きっかけは、私はオーストラリアで働く社会人のライフスタイルを見たことです。
仕事を充実させつつプライベートの時間をしっかりとるライフスタイルに憧れを持ちました。自分もこのような働き方をしたいと思いました。
実際に働いてみたら思っていたのと違うということもあると思いますが、交換留学を通して、胸が膨らむほどワクワクできるような夢を得られたことは人生にインパクトがある非常に大きな発見だったと思います。
「意味ある」交換留学をするには?
私は、意味のない交換留学をする方が難しいと思います。
理由は、新しい環境で新しい学び・経験を得ない方が難しいからです。
例え、思ったより周りと馴染めずにホームシックになり悩んだとしてもそれはそれで良い経験になると思います。自分には「海外1人暮らしは向いていなかった」とか「日本にいる時の方がよっぽど良かった」と分かることは今後の人生においても役立つ大きな発見です。
意味があることを前提にさらに「満足度の高い留学をするにはどうすれば良いか?」について考えます。
その手順は以下の通りです。
- 【留学前】交換留学を目指したきっかけを自分に問いかける
- 【留学前】交換留学で得られることときっかけを照らし合わせて目的を決める
- 【留学前】英語力を可能な限り上げる
- 【留学中】心をオープンにして環境に徹底的に染まる
それぞれについて解説します。
【留学前】留学を目指したきっかけを自分に問いかける
まずは、留学を目指したきっかけを自分に問いかけましょう。
留学を目指したきっかけはそれ自体が貴重で自分の価値観を知るきっかけになります。
自分の気持ちに正直になって、交換留学を目指したきっかけを振り返ると深い部分で「自分が本来求めていたのはなんだったか?」を知ることができると思います。
それでは、自分の過去をさかのぼって一緒に考えてみましょう。
私の場合交換留学のきっかけは大したものではありません。
きっかけは「憧れ」と「大学生活をもっと充実感させたい」という思いです。
留学を目指し始める前は「通学→授業受ける→テニスサークルor塾バイト→帰宅→テレビ見てスマホいじって寝る→起きて通学」みたいな生活を繰り返していて、あまり充実感を感じていませんでした。
「このまま大学生活を終えたくないな…」「もっと有意義な大学生活を送りたいなー」 という思いがありました。
そこで交換留学で充実した生活をしている人を見て憧れを感じ、
「交換留学なら充実した生活ができる!!」
と思ったのがきっかけです。
そこから、英語圏の国ならどこでも良いという感覚で応募したい時期と応募受け付けの時期が重なったオーストラリアを留学先の候補に選びました。
【留学前】交換留学で得られることときっかけを照らし合わて目的を決める
次に「交換留学を目指したきっかけ」と「交換留学で得られること」を照らし合わせてます。
そのためには、まず「交換留学を目指したきっかけ」を深掘りする必要があります。
私の場合は「なぜ憧れを感じたのか?」「留学している人のどんな部分に充実している感を感じたのか?」をクリアにする必要がありました。
私が充実していて羨ましいと思ったのは、海外で生活しているとたとえ日本と同じことをしていたとしても語学力の向上・新しい発見ができるところです。
日本では、「通学→授業受ける→テニスサークルor塾バイト→帰宅→テレビ見てスマホいじって寝る→起きて通学」が平凡な日常です。ですが、もしオーストラリアで同じことをしたとしたらそれが特別な日常になります。
そこで、私は交換留学ではできるだけ現地の生活に染まって新しい発見をすること・たくさんの人と会って英語でのコミュニケーション能力を上げることを目的にしました。(留学の志望書にはより勉強に寄った内容が必要です)
留学の目的の重要性と決め方の詳しい記事はこちらにあります。
【留学前】英語力は可能な限り上げてから留学する
留学前にやることは留学の目的によって、変わると思います。
ですが、目的の内に「多くの人と関わって価値観を広げたい」と似たような目的があるなら、留学前に英語力を上げましょう。
英語力があればあるほど、より多くの価値観・情報のインプット・アウトプットができるからです。友達も作りやすいし、深い会話もできるようになります。
私は留学中にコミュニケーションができず、部屋にこもるという事態にはなりたくなかったので、留学前にオンライン英会話を毎日継続して行なっていました。
それでも先ほどの留学開始当初の状況だったので全く十分ではなかったですが、少しは助けになったと思います。
オンライン英会話は留学を目指したその日から、始めるべきものです。英語が話すのが苦手で好きじゃなかったので始めるのを後回しにしていましたが、どうせ始めるならもっと早く始めれば良かったと後悔しました。
初めのうちのオススメの英会話はネイティブキャンプです。理由は、レッスンを受け放題で一番多くのレッスン回数をこなせるからです。
【留学中】心をオープンにして環境に徹底的に染まる
いよいよ留学となったら、心をオープンにして環境に徹底的に染まりましょう!
環境に染まるのが一番効率的に新しい価値観を得る方法だと思います。
環境に染まろうとすることで「トイレが汚いのは耐えられない」とか「クラブを軽蔑してたけど実は楽しいかも」とか色々なことが見えてきます。
環境に染まろうとしてから譲れない部分をどんどん修正していくことで自分らしさに気づけるでしょう。
留学中にタブーなのは食わず嫌いです。色々なことに積極的にチャレンジするのが留学を「意味ある」ものにするコツです。
もう一つ気をつけるべきなのは日本人とだけ一緒にいることです。最初は心細くて日本人と一緒にいたくなる気持ちはものすごくわかります。
ですが、日本人とだけ一緒にいると価値観が広がりません。不安なら日本人+外国人をグループに入れて行動するのが良いと思います。
まとめ
交換留学に意味はあります!
「意味がある」を「留学の目的が達成できる」・「留学前に想定していなかった新しい学び・発見がある」と定義した場合、意味のない交換留学にする方が難しいです。理由は、新しい環境で新しい学び・発見がない方が難しいからです。
留学の目的を達成するには留学前の準備と留学中に目的を意識しておくことが大切です。
一つ注意することは留学中に日本人とつるみすぎて価値観が広がらないことです。
この記事が交換留学に興味がある人への後押しになればいいなと思います。
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